2019.05.08 / 不動産お役立ち知識
ローンが支払えなくなった時に「競売」という言葉は聞いたことがあると思いますが、まだちょっとなじみの浅い「任意売却」とはどんなものなのでしょうか?
ここでは「任意売却」のメリットを解説いたします。
任意売却とは?
諸事情によりローンを支払えなくなった時に、債権者(住宅ローンを貸した金融機関)と「残ってしまう借金をどうしていくか」を話し合い、合意に基づいて自宅を売却すること。
任意売却のメリット
「競売」は、ほとんどの物件の不動産価値が一般の売却価格の5〜7割程度の低い設定になり、強制的に売り出されてしまうことですが、任意売却とは自分の意思を組んでもらいながら不動産を売却していくことになります。
「任意売却」には、以下のメリットがあります。
- 競売よりも高額で売却が可能
- 債権者と相談しながら売却できる
- 条件によっては、引き続き居住することも可能
- 裁判所での売買ではなくなる(一般の売買で処理する)ので、近隣に知られない
- 売却後の生活設計がしやすい
- 引越し時期などに猶予があり、計画的に行える
- 引越し費用等の工面ができる場合がある