2020.10.01 / 暮らしお役立ち情報

10月に入り、朝晩は少しひんやりとした気持ちのよい空気を感じられるようになりました。この秋雨シーズンは台風と隣り合わせですから、晴れた日は見逃さず大切に使いたいものですね。予報では今月は秋晴れの日が多くなりそうとのことです。

さて、そんな爽やかなお天気を期待する中でも、この時期忘れてはならないのが台風の備えです。近年の大きな自然災害のニュースの中からよく聞く言葉で「ハザードマップ」=「災害を予測した地図」というものがあります。

それぞれお住まいの地域の自治体から紙ベースで配布されることもあると思いますが、いつでも自治体ホームページから確認することができますのでぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。意外なことがわかったりもします。

大都会の都内23区の東側大半はハザードマップ上では洪水の恐れがあるということで地図上では広範囲に色が付いていますし、私たちの事務所のある横浜市内でも、洪水や土砂災害の恐れのある場所はたくさん存在します。浸水が何メートルくらい予測されるか、なども載っています。

街の中だからと言って、安心とは言えないのですよね。街中にも川は通っていますし、土砂災害は都会の住宅地にも多く点在します。

ハザードマップを見て、自分の家がある地域が“その地域”に指定されていると言って驚く方もいらっしゃると思いますが、何の災害予測もなく便利で安心な地域を探すほうが難しいかもしれません。ただがっかりしているだけでなく、もしもそうなった時に慌てずに対処できるよう備えておくことが大切です。

非常時用品の用意、どういう状態になったらどこへ避難するか、避難経路、大切な人との安否確認方法、平時にこそ確認しておきたいものですね。

https://disaportal.gsi.go.jp/ ハザードマップポータルサイト