2022.03.21 / 暮らしお役立ち情報

3月というと、❝春❞ ❝卒業❞ のシーズンですが、やはり最初に思い浮かぶのは「3.11」。先日もまた大きな地震が発生して東北の方々は本当にお気の毒としか言いようがありません・・・被災地から離れている私たちにできるのは、支援の継続と震災を教訓とした災害への備えです。

自分自身、日々の生活の中で防災意識が低下していたのは確かで、これを機に避難リュックの中身を取り出し確認してみたところ、食料などに関してはすべて消費期限内ではありました。とはいえいずれ期限がくるものですから、時々はチェックが必要となります。

そこで、普段から効率よく備蓄食品を取り入れた、「ローリングストック」を実践することは大事だな、と思いました。

「ローリングストック」とは、日常の食事の中に備蓄した食品(非常食)を取り入れて消費期限の近いものから消費をし、すぐにその分を買い足し補充する、というものです。そうすることにより、常にストックは日付が更新されますし、非常食の食べ方の予行練習にもなり、いざという時に大変役に立つというものです。

でもこれと同じことは、だれもが、特に主婦であれば常日頃からやっていることなんですよね。冷蔵庫や食品棚にある食品を、古いものから使っていくのは普通のこと。そして補充しています。

それを❝備蓄用❞とか❝非常用❞などと分けて考えすぎなのかもしれません。それで一度揃えた避難グッズや非常食は特別なもののように別の場所に置物になってそのうち忘れる。これではいけませんね。

最近では非常食の❝おやつ❞部門も充実していますよ。さっそくネットショップで水を注げばあっという間に作れるという「きなこ餅」を買ってみました。こういった嗜好品は普段から手を付けやすく、ローリングストックに慣れるのにはもってこいではないでしょうか!みなさまのご参考になればうれしいです。