2022.11.12 / 不動産お役立ち知識

先日の令和4年度補正予算案に 「こどもエコすまい支援事業」の創設が盛り込まれました。 国会での補正予算案の成立を前提として閣議決定されたものです。

❝こどもエコすまい支援事業❞ とは子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能(ZEHレベル)を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした事業のことです。

これは、現行の「こどもみらい住宅支援事業」とほぼ内容が同じに見えますが、より省エネ等のレベルを上げないと補助金対象の条件に入らない住宅も出てくるため、時期によってはちょっとくやしい思いをする方がいらっしゃるかもしれません。

❝ZEH❞ゼッチとはネット・ゼロ・エネルギー住宅の略。住宅で使用するエネルギーの年間消費量が断熱や省エネや畜エネ、また意識的にエネルギーを創り出そうとする創エネを利用して実質ゼロ以下にすることを目指した住宅のことです。

リフォームに関しては、一般世帯の補助金上限額が30万円で、子育て世帯又は若者夫婦世帯が自宅をリフォームする場合は上限が引き上げられ補助額が45万円、既存住宅を購入してリフォームをする場合には60万円の上限補助額となることは変わりません。

名称は変われど毎年このような住宅購入やリフォームに対しての補助金が発表されていますが、対象になる条件が徐々に厳しくなっていくのは仕方のないことで当然かもしれませんね。なにしろ日本は脱炭素社会の実現を目指しているのですから。

弊社では、現行のこどもみらい住宅支援事業に対して対象のリフォーム工事と補助金申請のできる事業者登録をしています。あらたに「こどもエコすまい支援事業」にも皆様のお手伝いができますのでぜひご相談下さい。