2021.10.22 / リフォームお役立ち情報

コロナがいったん落ち着きを見せる今日この頃、少しほっとした気持ちになりますが、寒くなったこともありマスクを外したいとは思わないものですね。

すでに洋服の一部と言いますか、たまにマスクをつけ忘れて外出しようとすると、靴下を履き忘れたかのようなス~ス~とした気分になってしまいます。

これからの季節は防寒・風邪対策にもなりますし、むしろ積極的に装着したいと思っています。

さて、コロナで世の中が変化したあとに注目されたモノのひとつで、手を触れずに水が出る自動水栓、タッチレス水栓というものがあります。ずいぶん前から使われている商品ですが、個人の家でというよりは不特定多数の人が使用する商業施設などのトイレで設置されているイメージが強いかもしれません。この場合はセンサーが手を感知して水が出て離れると自動で止まる、というタイプの物になります。

ご自宅用としては、キッチンを新しく購入されるお客様の中には以前から人気があったように思います。この場合は水の出し止めに手をかざす操作が必要になります。お料理をしている途中に手が汚れても、タッチレスで水が使えるのはとても便利ですね。ハンバーグをこねたあとは水栓がタッチレスだったらな~、と思いませんか?(れでも実際に採用されたお客様は非常に少ないですが)

トイレでも手洗い器が別に設置されているお宅ではご検討されることもありますが、価格は手動の物に比べてやはり少し高額になります。

コロナが流行し、外から帰宅した時になるべくいろいろなものに触れずに手を洗いたいという思いから、洗面所の自動水栓は需要が高まったと言えますが、デメリットもありますのでメリットと併せて両方をご紹介します。

◎メリット

・手で触れないから衛生的

・節水につながりやすい

・握力を必要としない(お子様 高齢者 けが人などに優しい)

・手で触れないので水栓金具自体が汚れにくい

◎デメリット

・値段が高額になる

・停電時に使えない(手動に切り替えできる機種、別途レバーが付いている商品    もある、発電タイプは停電時も使用可)

・水圧が低い場合等、どこでも設置できるわけではない

・水の出るタイミングにズレを感じる時がある(コツや慣れもあるかも)

・水の量が一定で少しだけ出したいときなどの調整ができない(別操作で水量調整できるものもある)

・水栓のデザインがとても少ない(あまり選べない)

こんなところでしょうか。デザインについては、本当に数が少ないと思います。それだけ需要がない(なかった)ということかもしれませんね。今後はある程度商品数も増えていくのでしょうか。それでもどんな物にもメリット・デメリットはありますので使う場所を考え、いろいろな場面を想定して決定されるとよいと思います。